株式会社御法川工場

環境に優しいオイルバーナ・ガスバーナの製作

技術案内

新しいお引合いに際して

以下の項目を御連絡ください。

 

A. バーナの選定とお見積りに必要な項目

1.バーナ据付装置又は設備名

  1. ボイラ・温水機・間接式温風・熱風発生機
  2. 直下式温風・熱風発生機・乾燥機、その他これに類するもの
  3. 焼却炉(処理物への点火・燃焼用・排ガス加熱・脱臭・消煙用)
  4. 工業炉(加熱炉・溶解炉・焼入れ・焼なまし炉など)
  5. その他上記に類しないもの-具体的にお知らせください。

2.バーナ据付場所の周辺条件

  1. 屋内・屋外の別
  2. 腐食性ガス・可燃性ガスなどの有無
  3. 水分・塩分の有無
  4. 周囲温度・バーナ据付場所寸法の制約など

3.燃焼室・炉寸法

- カタログには、ボイラの燃焼に必要な燃焼室寸法を表又は線図で示してあります。温風・熱風発生機、工業炉、焼却炉などでは寸法の異なる場合がありますのでお問い合せください。

4. 燃料の種類

-バーナ形式によって燃焼できないものがあります。

油バーナでは、下記のものが一般的です。

  • 灯油、軽油、A重油(特A重油・ハイカロリーA重油)、B重油、C重油(バンカーC重油)など。いずれか御通知ください。
  • 廃油、特殊油など-成分、特性など詳細に御通知ください。

ガスバーナでは、下記のものがあります。

  • 都市ガスは、ガスの種類(6B、6C、12A、13Aなど)
    LPガスは、LPガス法の い号・ろ号・は号の別又はJISの分類での1種1号~3号・2種1~4号の別を御通知ください。
  • その他特殊ガスとして消化ガス、処理ガス、製造発生ガスなどもありますが、この場合は、成分、特性などの詳細を御通知ください。

5.バーナの燃料消費量

-下記のいずれかを御通知ください。

  1. 油バーナでは、時間当りの最大流量(必要なら最低流量)
        L/h、    kg/h 又は 入力    kw(    kcal/h)
  2.  ガスバーナでも、時間当りの最大流量(必要なら最低流量)
        N/h(    kg/h) 又は 入力    kw(    kcal/h)

注: 上記入力の単位は、燃料油では低発熱量基準・燃料ガスでは高発熱量基準が一般的です。相違する場合はその別を御提示ください。

6.燃料の供給圧力

-カタログを御参照ください。

  1. 油バーナでは、バーナ附属ポンプ、油配管径、配管長などによって許容範囲がありますので、詳細を御通知ください。
  2. 都市ガスでは、ガス会社の規定によって低圧・中間圧・中圧B・中圧Aの別があります。それぞれ範囲がありますのでバーナ最高燃焼時の供給圧力を御通知ください。
    LPガスにも都市ガスと同様に区分があります。やはりバーナ最高燃焼時の供給圧力を御通知ください。
    特殊ガスも同様に御連絡ください。

7.バーナの運転周期

  1. 1日1回以上燃焼が停止する間欠運転
  2. 1日1回以上燃焼が継続する連続運転

8.バーナの燃焼量制御方式

-バーナ機種によって制約があります。

  1. ON-OFF制御(二位置制御)
  2. HI-LO-OFF制御(三位置制御)
  3. 位置比例+ON-OFF制御(無段階制御)
  4. その他の特殊制御(プログラム制御など

9. 供給電源

DC電源は使用不可。

動力回路用 - AC        Hz      
操作回路用 - AC        Hz   単  

10. 燃焼用送風機の要・不要

- ガンタイプの油バーナは、燃焼用送風機が一体になっています。

11. 燃焼空気予熱の有無

- 有りの場合は、空気温度
◎ガンタイプ油バーナでは予熱空気の使用不可。

12. 制御機器・監視機器類の要・不要

- バーナによっては、燃焼に必要な機器類の組み込まれているものがあります。
各バーナのカタログを御参照ください。

13. 操作盤・制御盤の要・不要

- バーナによっては、燃焼に必要な機器類を組み込んだ操作箱を組み付けた形式があります。各バーナのカタログを御参照ください。
- 要の場合は、B項のリストによって御参照ください。

14. 予備品・分解工具の要・不要

- バーナによって、消耗品・期限付き交換品があります。
お問い合わせください。

15. 上記に属さない御要求事項があれば御提示ください。

 

B. 操作盤・制御盤についての御連絡項目

1.盤設置場所の周囲条件

  1. 屋内・屋外の別
  2. 腐食性ガス・可燃性ガスなどの有無
  3. 水分・塩分の有無
  4. 周囲温度・バーナ据付場所寸法の制約など

2.盤の形状

- 壁掛形・自立形・デスク形など
注: 内蔵部品点数によっては、不可能な形状があります。

3. 盤の保護形式

- 防塵、防滴、防沫、防噴流、安全増防爆、内圧防爆など

4. 供給電源

DC電源は使用不可

動力回路用 - AC        Hz      
操作回路用 - AC        Hz   単  
注: 動力用と操作用の電圧が異電圧の場合は、操作電源を供給されるのか、盤内にトランスを設けるのかの別。

5. 盤内部品のメーカ及び形式指定の有無

6. 電源スイッチの要・不要

- 要の場合、ノーヒューズ遮断器か漏電遮断器の別

7. バーナ以外の動力回路の要・不要

- 要なら各動力の種類、容量、数量などを御通知ください。

8. 分岐スイッチの要・不要

-同上

9. 電圧計・電流計の要・不要

- 電流計の場合は各分岐個別に必要か、まとめて一つ又は特定の回路の設置でよいかの別

10. 表示灯の指定の有無

- 標準は、電源・燃焼・断火(又は異常)・試験(油バーナのみ)

11. 盤に取り付ける指示計(温度、圧力など)、調節計、記録計、管理計器などの要・不要

12. 外部配線穴の位置

-標準は盤底面

13. 予備品・分解工具の要・不要

- ランプ、スイッチ、マグネットスイッチ接点、特殊工具など。

14. その他、必要な注意事項など